【メルボルン20日AAP】 深刻な山火事が懸念されるVIC州では、南西部で家屋10軒などが全焼し、NSW州との境近くでも緊急避難勧告が出された。
バララ近郊のスコッツバーンでは家屋10軒が全焼、2軒が損傷し、物置き23棟も全壊した。州管理センター(SCC)のグラエム・バクスターさんは、「危険な状態は落ち着いたが、火は恐ろしいほど速いスピードだった」と話した。
今夜遅く訪れる涼しい気温の変化によって、今後数日間は州の大半で状況は落ち着くとされる。気温は25日に再び上昇すると予想されているが、クリスマスを祝うバーベキューランチが禁止されるかどうかについて、バクスターさんは判断は時期尚早とした。
アンドリュース州首相は、「消防士らは、今週末も命懸けで州民を救った」と話し、消防士らの努力を称えた。