【キャンベラ27日AAP】 モリソン連邦首相は、9月に予定されるG7首脳会議が催行されれば米国を訪問する意思を表明した。
モリソン首相は27日、「G7サミットが行われれば、ワシントンを訪問するつもりだ」「米国との同盟はオーストラリアの防衛戦略の基盤だ」と話した。
レノルズ国防相とペイン外務相は今週、米国務長官および国防長官との会談に向けて、先立って米国に向かう。非公式の主要課題は中国だ。両相は、「中国の動向は地域の安全や自由を弱体化させており、米国との会談は重要な段階で行われる」と共同声明を発表した。
カルバハウス駐オーストラリア米国大使は、中国が主張する南シナ海の領有権は“違法”とオーストラリアが批判したことについて、称賛した。
米国で過去5日間、新型コロナウイルスに感染して毎日1,000人以上が死亡しており、累計死者数も15万人に迫っている。総感染者数も420万人近くに上っている。