【ブリスベン21日AAP】 デンマーク王室のクリスチャン王子(10)が、休暇先のゴールドコーストの海で小さな波に巻き込まれ、監視員に救助された。王子にけがはなかった。
マーメイド・ビーチの監視員のニック・マルコルムさんは17日、小さな波に巻き込まれたクリスチャン王子を救助した。マルコルムさんはヒーローとされ、インタビュー要請が押し寄せているが、控えめな姿勢を保っている。救助した少年がデンマーク王子とは、全く気付いていなかったという。
上司のワレン・ヤング主任監視員は、「我々が日々行っている非常に小さな規模の出来事で、王子は無事で、皇太子夫妻もビーチを去る際に監視員に感謝した」と話した。また、ビーチで旗と旗の間で泳ぎ、子どもたちを監視していたとして、王室一家を称賛した。