【ブリスベン29日AAP】　　　QLD州は、来月1日からシドニー広域を新型コロナウイルスのホットスポットと定めた。

QLD州が7月10日にVIC州との州境を閉ざしてから11日後の21日、19歳の女性2人がシドニー経由でメルボルンから帰宅した。2人は新型コロナウイルスに感染しており、自己隔離に入るまで8日間、地域内で移動していた。1人が働いた私立学校は除菌のため一時閉鎖された。ショッピングセンター、レストラン、学校と教会も閉鎖され、2人の友人多数も自己隔離を強いられることになる。2人が故意に虚偽の渡航歴の申告をしたとすれば、罰金数千ドルまたは懲役6か月が科せられる。

パラシェイ州首相は、「非常に憤慨している。第二波が起きてほしくない」と話し、来月1日午前1時からシドニー広域を新型コロナウイルスのホットスポットと定めた。

ブリスベン南部で症状を持つ人は、直ちに検査を受けるよう求められている。