【ブリスベン29日AAP】 QLD州のサウスポート地域裁判所は29日、2016年10月に死亡事故が起きたドリームワールドの親会社、アーデント・レジャーに対し、安全対策が十分でなかったとして450万ドルの罰金支払いを命じたことが分かった。アーデントは罪を認めている。
アーデントは安全義務を怠り、職場健康安全法に違反したことを認めたが、ドリームワールドの重役たちは、個人的な起訴を免れた。また今年2月には検視官が職場関連局に対し、アーデントが組織的として欠陥があったとの見解を示している。
これまでの調査では、事故が起きたサンダー・リバー・ラピッズについて、創業から30年間で徹底したリスク調査が一度も行われていなかったことが明らかになっている。裁判は今年9月28日、長時間の聴聞会が行われる。同事故では乗っていた客4人が死亡した。