【アポロベイ31日AAP】 VIC州のグレートオーシャンロードで山火事による危険で避難していた住民に対し31日、自宅への帰宅許可が下りた。住民らは自宅で新年を迎えられることに安堵の表情を見せた。
山火事は依然として燃え続けているものの、風向きの変化でケネット・リバー、グレイ・リバーおよびウォンガラ地区では住宅に燃え移る危険がひとまずなくなった。避難していた約100人の住民らは31日午後10時以降の帰宅が許可された。
今回の山火事では25日に116軒の家屋を燃焼したが、死傷者は出ていない。VIC州火災管理センターによると、高温と乾燥が続く天候で大晦日にも多数の山火事が発生しており、約500人の消防隊員らが消火活動にあたっている。