【メルボルン5日AAP】 メルボルン北西部ストラスモアの民家で4日、「ホバーボード」と呼ばれる電動二輪車が充電中に出火し、火災に発展した。
アッシュ・アイブラハムさんはバケツの水で消火を試みたが、ベッドに火が移ったため家族を連れて逃げた。火災発生のおよそ10分前、娘の一人が寝室でホバーボードを充電し始めたという。自宅を失ったが家族が無事で何よりと、アイブラハムさんは話した。
現場から発見されたホバーボードは電気製品の安全性に関する機関(ESV)に引き渡された。調査結果から安全規格を満たしていないことがわかり、銘柄と供給元の特定に急いでいる。
国内でこれまでに、5種類のホバーボードが充電器の故障を理由に回収されている。
国内のホバーボード会社「ロルモ」は、安価な偽商品によって安全基準を満たす製品の評判が損なわれているとし、「値段が張るが優良なホバーボードは存在する」と話した。