【パース6日AAP】 WA州で犯罪率が上昇していることを受けて同州の野党から、新しく導入された警察業務体制モデルが有効に機能していないと批判する声が上がっている。
同州政府の野党労働党の警察スポークスウーマンであるミシェル・ロバーツ氏は、なかには昨年のうちに犯罪率が30%上昇しているものもあり、さらに新しい体制モデルを導入する前と比べて警察の対応の遅れが顕著になっていると指摘した。
ロバーツ氏は新しいモデルについて、「野党は適切に機能していると言うが、その結果が犯罪率の増加と警察の対応の遅れ」と批判し、とくにこれらがWA州が抱える固有の問題との考えを示した。