【パース7日AAP】 ツーリズム調査の最新の結果によるとWA州で州内の在住者による観光旅行が急増していることが分かった。日帰り旅行は2014年と比べて25%増加、泊まりがけの旅行は10%増加した。昨年9月までの年間観光収入は前年の81億ドルから89億ドルに増加した。
とくにクアッカワラビーと一緒に写真を撮る「セルフィー」の流行で、クアッカワラビーの生息地として知られるロットネスト島が注目を集め、人気旅行ガイドブック「ロンリー・プラネット」で最も訪れたい場所トップ10として紹介されたことも、旅行ブームの一因とみられている。
またWA州のキム・ヘイメス観光相は、「州政府によるメトロポリタンおよび周辺地域の施設やインフラ整備、およびイベント招致への投資が、ひいては同州の観光を容易にするとともにさらに魅力的なものにするだろう」と述べた。