【パース9日AAP】 WA州で発生した山火事によって、これまでに7万ヘクタール以上と住宅121棟が焼失し、依然として3人が行方不明となっている。
バーネット州首相はピンジャラの避難所で9日、「小規模になるだろう」としつつ、パース南部で焼失した町ヤーループの再建支援を住民らに約束した。また、被災者に対する連邦・州共同による災害援助についても発表した。2か所の避難所におよそ835人が登録している。
現在もワルーナ、ヘイメルなどハービー地区で緊急警告が出されており、住宅数千軒が停電状態にある。消防士の疲れもピークに達していることから、9日、NSW州の消防士60人以上が救援に到着した。
被災者に対する物品の寄付は受け付けされていないが、同州の救済基金(LMDRF)を通した義援金を募集中。州政府も災害支援として100万ドルを約束した。