政治

幼児向け外国語習得アプリ 試験的導入

【キャンベラ12日AAP】   連邦政府は、幼稚園児の外国語習得に役立てるアプリの試験的導入を拡大する方向で考えている。遊びが主体の同アプリを通してこれまでに子ども1700人以上が、日本語、インドネシア語、フランス語、中国語、アラビア語を学んだ。

バーミンガム連邦教育相は、「子どもや教育者、保護者らから前向きな意見が得られている」と話し、来年にも国内各地で同アプリを使用する可能性を示唆した。また、外国語を学ぶ12年生の割合が1960年代の40%から12%に減少したとして、懸念を示した。

野党労働党は、1日あたり同アプリに2万7000ドルかかるとして反対した。また、アプリを受け取った子どもの数は政府が予想したわずか一部に過ぎないとして、マクリン影の家族相は「このペースでは目標達成に250年かかる」と述べた。

政府は同アプリの試験的使用を、科学や算数のアプリへの基盤にする方向で考えている。

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