【キャンベラ6日AAP】　　VIC州で行われているロックダウンにより、さらに40万人が失業する見通しであることがわかった。これにより、国内の失業率は10％まで上昇することが予想される。連邦のモリソン首相は「非常に大きい痛手だ」と述べた。

財務省は約2週間前、失業率は9.25％でピークを迎えると予想していたが、その後VIC州で再び感染が拡大し、規制が強化された。モリソン首相は、失業した人や仕事はあっても勤務時間がゼロとなった人も含めた、実質的な失業の割合を見る必要があると説明。「非常に懸念されるが、予想はしていた」と述べた。

さらに、モリソン首相は10月6日の予算案発表を前に、さらなる経済刺激策を発表する可能性を示唆。「財務相と私は、すでに予告していたジョブキーパー関連の支援について、話し合いを進めている」と話した。