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西アフリカで過激派が豪人夫妻を誘拐 

【パース17日AAP】    西アフリカのブルキナファソで、パース出身のケン・エリオット医師と妻のジョスリンさんがイスラム過激派組織に誘拐されたと伝えられている。

ブルキナファソのロック・マルク・クリスチャン・カボレ大統領は17日、オーストラリア人2人が隣国マリとの国境近くで誘拐されたと発表した。首都ワガドゥグでは15日、テロ組織アルカイダによるとみられるホテル襲撃事件が発生。外国人多数を含む28人が死亡、およそ50人が負傷した。

エリオット夫妻の家族は外務省を通して、「2人は現地の人々を救うために人生を捧げた」と話し、誘拐の動機や夫妻の居場所はわかっていないとした。

ともに80代の夫妻は1972年、ブルキナファソに移った。エリオット医師は、自らデザイン・設立した診療所で手術を月に150回行ったと伝えられている。診療所唯一の外科医であるエリオット医師は、「西アフリカ地帯で不足する近代医療と手術を推進していく」と話していた。

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