【キャンベラ20日AAP】 先ごろ経営破綻が明るみに出た家電大手の創始者であるディック・スミス氏が近く出馬し、連邦政府の議長を務めたブローウィン・ビショップ氏と議席を争うのではないかとの見方が強まっている。
スミス氏はビジネスマンであると同時に、慈善活動家としても知られている。また航空学にも造詣が深く、航空法の改正を視野に入れた選挙活動を行うとみられており、“勝機が十分ある”と考えている人の数が多いことが世論調査の結果で明らかになっている。
スミス氏は昨年、トニー・アボット前首相の対抗馬としてワリンガ地区から無所属で立候補する意思があることを表明していた。