一般

看護士が新生児取り違え、4年で7回

【シドニー21日AAP】  NSW州の公立病院で、2011年から2015年の4年間で7回にわたり新生児が取り違えられていたことが分かった。いずれも授乳の際、異なる母親の元へ赤ん坊を渡したという。病院名は明らかにされていない。

NSW州のセコード影の保健相が情報公開法に基いて明らかにしたもので、私立病院の情報が入手出来なかったことから、実際の数字はこれを上回っている可能性もある。同州のスキナー保健相は毎年10万人の赤ん坊が誕生していることを考えれば非常に少ない数字だと述べた。

NSW州では誕生直後に足首にIDタグが付けられるほか、赤ん坊に健康上の問題などがない場合を除いて母親の元から引き離さないという決まりがある。取り違えられたケースではいずれもすぐ間違いに気づき、血清および母乳の検査と母親へのカウンセリングが行われた。

この記事をシェアする

その他のオーストラリアニュース記事はこちら