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市民権取得ギフト、性的で不適切と苦情

【シドニー29日AAP】  26日のオーストラリアデーに新たに市民権を取得した人たちに贈られたギフトの中に、裸の女性が描かれたビールホルダーが含まれていたことが分かった。ギフトの準備を担当したポート・スティーブンス・カウンシルは29日、不適切だったと謝罪した。

問題となったビールホルダーは市民権取得のセレモニー終了後に、「オーストラリアへようこそパック」として配布された。裸の女性のシルエットがオーストラリアの国旗を持っている図柄だったことから、苦情が寄せられたとみられる。

ポート・スティーブンス・カウンシルは、ギフトは地元の企業に委託しており把握していなかったとした上で、確認を怠った責任を認め謝罪した。同カウンシルのケイト・ワシントン氏は、「家庭内暴力の問題に取り組む一方で、女性をモノとして扱う文化を是認するとは極めて不愉快」と述べた。

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