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コロナワクチン開発「楽観的」 CSIRO

【キャンベラ12日AAP】  英連邦科学・工業研究機構(CSIRO)のマーシャルCEOは12日、国内における新型コロナウイルスのワクチン開発について「楽観している」と述べ、国内でワクチンを開発できるとの考えを示したことが分かった。

 

マーシャルCEOはワクチン開発競争について、開発が成功した時点で発表するか、もしくは先に成功すると言っておいて、あとは成功を祈る方法の2つあるとした上で、「オーストラリアのやり方としてはただ黙って開発を進め、成功したら声高に発表すればいい」と述べた。

 

連邦政府は、ワクチン開発のためにクイーンズランド大学に500万ドルの研究費を拠出したが、野党労働党のボーウェン保健相広報担当は、十分ではないと批判。一方、モリソン首相は、諸外国のリーダーに対し、もしワクチン開発が成功した場合には、世界で使用が可能となるよう努力すべきと訴えた。

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