【キャンベラ13日AAP】 連邦政府は、複数の大学などで必要以上の科目を履修した上、単位を落す可能性がある学部一年生について、財政支援を取り消す提案を行ったことが分かった。新型コロナウイルスを背景とした苦しい経済状況で、負債の増加を抑えることが狙いだ。
連邦政府のテーハン教育相は、初年度に履修した科目すべてで単位取得を失敗している学生の割合は6%に上ると指摘。「終了する心構えが出来ていないない科目を学生たちが履修し、結果として失敗するパターンは見たくない」と述べた。
新たな提案では、初年度に理由する8科目のうち、半分の科目で修了出来なかった学生は、政府が拠出する学生ローンHELPの受給資格を失うことになるという。ただ、生徒の成績が特別な状況に影響された場合、大学などの裁量で判断することが可能だ。