【メルボルン3日AAP】 オーストラリア国内の複数の小中高校に、連日脅迫電話がかけられている事件で警察は、犯人がオンライン上で逆探知が不可能なプログラムを使用して犯行に及んでいるとの見方を強めている。
オーストラリア国内では3日も複数の学校にコンピューター操作によるとみられる脅迫電話がかけられ、これで国内の学校に脅迫電話がかけられるのは4日連続となった。いずれの電話も爆弾を仕掛けた、もしくは銃撃するという内容だったという。
専門家は犯人像や犯行の手口については明らかになっていないとしながらも、専門知識が豊富なハッカーでオンラインの電話サービスを乗っ取った可能性があると指摘。さらに実際に事件を企てているのか、単に混乱を起こすのが目的かは不明としている。
多くの保護者や学校職員を不安に落とし入れており、学校関係者は混乱させることを目的とした犯行であれば、「目的は達成されている」と話した。