一般

WA州男性ジカ熱に感染、中米から帰国

【パース5日AAP】  WA州の保健省は5日、中米から帰国したWA州の男性が中南米で流行している「ジカ熱」に感染していることを明らかにした。ジカ熱はネッタイシマカを媒介して感染する。

感染してもほとんどの人に症状が出ないとされているが、妊娠中の女性が感染した場合、先天的に脳の発達に障害を持つ小頭症の赤ん坊が生まれる可能性が高いとの報告がなされている。

WA州保健局のウィラマンスリ部長はジカ熱は人から人への感染はないとした上で、媒体とされるネッタイシマカも同州にはいないことから、ウィルスへの感染が拡大する危険性はないとの見解を示した。

この記事をシェアする

その他のオーストラリアニュース記事はこちら