【シドニー12日AAP】 保険会社NRMAの報告によると、シドニー郊外のサバーブからシドニーCBDへの通勤にかかる交通費が、交通機関で使用されているオーパルカードの料金設定の見直しを受け、約20ドル値上がりするという。
料金の見直し案は価格裁定委員会(IPART)による公共交通機関の料金改定に伴うもので、シドニー西部からの料金が最大で48パーセントの値上がりとなる。例えばトゥンガビー、ワーウィックファーム、およびエンガディンからは週あたり18ドル44セントの値上がりとなる。
IPARTの報告書が今後3年間の交通料金を設定する指針となるが、公共交通機関を利用して長距離を移動する人たちにとっては、さらに交通費の負担が重くのしかかることになりそうだ。