【キャンベラ15日AAP】 フェアファックス・イプソスが行った最新世論調査によると、与党保守連合と野党労働党の2党比較では、4ポイント下がったものの与党が52対48で依然として優勢だった。アボット前連邦首相が率いた前回選挙時、保守連合の支持率は53.5%だった。
「どちらが連邦首相にふさわしいか」の質問では、ターンブル首相は5ポイント減少したものの64%から支持を得て、ショーテン労働党党首の19%を大きく引き離している。
調査結果についてフリンデンバーグ資源相は、「選挙前には通常、与野党の差が縮まる」と話した。ホーク財務相補佐も「国民は政府に絶大な自信を持っている」と、スカイ・ニュースで述べた。
一方、野党のドレイファス影の法務大臣は、ターンブル首相から新たな政策は発表されず大臣辞任が続いているとしたうえで、「アボット氏が去った際の安堵感が薄れてきている」と話した。