【キャンベラ18日AAP】 今年1月のオーストラリア国内の失業率が発表され、予想を上回る6%となった。これを受けてミカエラ・キャッシュ雇用相は、流れとしては正しい方向へ向かっているとの見解を示した。
オーストラリア統計局によると、全国で仕事をしている人の数は前月より7900人減少し、1万5000人増加とする予想をはるかに下回った。フルタイムで働く人は4万600人減少した一方で、パートタイムで働く人は3万2700人増加した。
また仕事をしている、および求職中の人は65.2パーセントと横ばいだった。エコノミストは失業率が12月の5.8パーセントから変動しないと予想していた。キャッシュ雇用相は失業率の上昇は必然的な流れで深刻には受け止めていないことを強調した。