【シドニー18日AAP】 ダンカン・ゲイNSW州道路相は18日、シドニーにおいて交通渋滞緩和規制が段階的に発効されると発表した。空港へのリアルタイムな交通情報を伝える空港交通管理委員会、バイクに乗った警官による交通整理などが導入される。
ゲイ道路相は、「渋滞に巻き込まれて飛行機に乗り遅れることなどあってはならない」と述べた。一方で、空港へつながる道路の渋滞緩和規制の鍵となるマーシュ・ストリートの3車線への拡張は、少なくともあと1年はかかる見込みだ。
シドニー近郊における渋滞緩和策は、シドニー空港と州政府による5億ドルを投じたプロジェクトだが、発表されたのは1年以上も前となる。ゲイ道路相は向こう数週間で規制が導入されていくとした上で、「空港へ行くのなら、渋滞も避けられて料金も割安となる電車を利用すべき」と呼びかけた。