政治

政府、上院投票法の改正法案提出

【キャンベラ22日AAP】   ターンブル連邦首相が上院の投票法改正を求めたことを受けて、5月の予算発表直後に両院同時解散選挙が行われるのではという声が議員らの中でささやかれている。

連邦政府は22日、投票者が上院の投票用紙に選好順位をつけられるようにして、グループ投票チケットを廃止する法案を提出した。既存の選挙システムのもとで上院を全数改選した場合、より多くの無所属議員を上院に送り込む可能性があり、政府は法案通過に難航する恐れが考えられる。

ニューズポール社が行った最新の世論調査では、2党比較で与党保守連合と野党労働党は同点となった。保守連合の第一党支持率は3ポイント減少して43%と、昨年9月にアボット前首相が退陣に追い込まれて以来最低であった。一方、「どちらが連邦首相にふさわしいか」の質問では、55対21でターンブル首相がショーテン労働党党首を大きく引き離している。

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