【シドニー24日AAP】 オーストラリア統計局の最新の調査で、2014年7月から15年6月までの1年間にNSW州で最も多く起きた犯罪は、襲撃事件および不正乗車でそれぞれ2万件を超えたことが分かった。
NSW州における犯罪は多い順に、襲撃(2万4058件)、不正乗車(2万2969件)、治安妨害(1万7816件)、不法薬物(1万6806件)、および車両以外の盗難(7963件)だった。
また犯罪者数は前年比4パーセント上昇し、国内最高の12万4797人となった。一方、10万人中の犯罪者の割合は全国で第5位だった。また若者による犯罪率が3万929件と国内で最も高く、そのほぼ半数が盗難となっている。