【パース25日AAP】 パース地域裁判所で25日、ウーバーの運転手が乗客の女性に痴漢行為をしたとされる事件の公判が開かれた。被害者の21歳の女性が出廷し、事件について証言した。
女性によると、51歳のウーバー運転手の男は昨年6月、自家用車のジャガーに女性を乗せるとその後女性の脚に手を置き、下着に手を入れたという。女性は身の危険を感じパニック状態に陥り、その後、気分が悪いので車から下ろすよう男に訴えてレストランに入り助けを求めたという。
法廷で警察にかけた電話の音声が流れると、女性は号泣した。また女性は事件当時、飲酒していたことを認めたが、意識ははっきりしていたと述べた。一方、男の弁護人はスカートがゴム素材だった上、手を入れられるような角度ではなかったと主張したが、女性は可能だったと反論した。公判は今後も続く。