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交通死亡事故が多発 NT準州で取締り

【ダーウィン26日AAP】  NT準州の警察は25日、交通死亡事故を減らすため12日間にわたる交通取締り強化期間を実施すると発表した。現在、同州における死亡者数は6人となっており、昨年の4人を上回っている。

昨年のNT準州における交通事故の死者数は49人で、毎年平均539人が重傷を負っている。NT準州警察によると同州の死者数平均は全国平均の4倍だったという。25日は飲酒運転の取締りで3590人にテストを実施。23人からアルコールが検出された。

さらに85人に薬物検査を実施すると、2人からメタンフェタミンの陽性反応が出た。警察は、「家族や友人で違法な運転により命を危険にさらしている人がいたら、多くの人が事故の犠牲となっている事を伝えてほしい」と訴え、「身近な人の言葉のほうが効き目があるかもしれない」と述べた。

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