【メルボルン5日AAP】 オーストラリアのマイケル・マコーマック国防相は5日、メルボルンで開催された国防省キャリアエキスポで、高校卒業生を対象にしたギャップイヤー・プログラムを立ち上げた。同エキスポには全国の70以上の高校から生徒らが参加した。
マコーマック国防相は、「このプログラムを修了すれば、貴重な訓練を通してライフスキルを習得できる」と述べ、大学への進学が決まっていない卒業生たちは、同プログラムに参加して欲しいと呼びかけた。
国防省は2017年に陸・海・空軍で約500人を募集する予定だという。16年のギャップイヤー・プログラムは申込者の40%以上が女性だった。防衛相はさらに先住民の参加が増えることに期待を寄せている。政府は同プログラムに5750万ドルを拠出している。