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母親カンガルー、矢で撃たれ重傷

【メルボルン7日AAP】   メルボルン郊外で、カンガルーが弓矢で撃たれる事件が発生した。カンガルーのお腹の袋には生後2か月の赤ちゃんが入っていた。

バンドーラで6日、カンガルーは胸部に弓矢が突き刺さっている状態で発見された。カンガルーは緊急手術を受けたが依然として命にかかわる状態にあり、赤ちゃんは哺乳瓶からミルクを飲んでいる。

手術を行ったロート・スミス動物病院のトリスタン・リッチ獣医は7日、「弓矢による襲撃はこの半年で2件目で、非常に恐ろしい」と声明を発表し、まだ小さい赤ちゃんの命についても懸念を示した。

オーストラリア動物倫理的取り扱い協会(PETA)は、犯人の特定につながる情報提供に最高5000ドルの報奨金を与えると発表した。VIC州では動物虐待で有罪が認められた場合、罰金最高7万4620ドルまたは懲役2年の刑に科せられる。

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