【ホバート12日AAP】 オーストラリアとタスマニア島との間の海峡であるバス海峡を結ぶ電力ケーブルの復旧作業が、天候が落ち着いたためようやく開始されることになった。
作業員らは故障箇所を突き止めるまで1ヶ月以上も前から24時間体制で働いており、11日にタスマニア海岸からおよそ98キロメートル地点のケーブルにたどり着いたという。
復旧のために故障箇所のケーブルを停止させる場合、水力発電に影響する水位の低下と相まって、タスマニア島全土に電力不足が誘発される恐れがある。インターネットプロバイダーのiiNetは近々サービスの低下を余儀なくされることを利用者に声明で発表した。
ケーブルは5月末には復旧する予定。