【キャンベラ14日AAP】 トルコの首都アンカラで13日夜(現地時間)発生した爆発で、30人以上が死亡した。ビショップ外相は、現地のオーストラリア大使館職員の撤退はないとしている。
オーストラリアのジェームス・ラーセン在トルコ大使は、自動車に仕掛けられた爆弾の爆発現場から、わずか20メートルの地点にいた。
ビショップ外相は、ラーセン大使は少し動揺しているが任務に集中しているとして、トルコからの職員撤退はないとした。政府は国外に駐在する外交官の安全体制に関する見直しを常に行っているとして、同外相は「テロ攻撃はいつ、どこでも起こり得る」と話した。また、来月のアンザック・デーを控え、トルコのガリポリに向かうオーストラリア人の安全確保のために、政府はトルコ政府と緊密に協力していくとしている。
今回の爆発に巻き込まれたオーストラリア人は報告されていないという。