政治

アボリジニ語 議会での使用許可を訴え

【ダーウィン16日AAP】  NT準州で先住民のバックグラウンドを持つベス・ヌンガライ・プライス議員が、同州の議会において先住民族出身の議員らが自分たちの言語を自由に使用できるよう、議事運営規則を見直すべきとの見解を示した。

プライス議員は昨年12月、自身の言語であるワルピリ語で議論に割って入り、その後議会でこの言語を使用することが禁止された。プライス議員は、「自分の言葉で表現することが許されないのはフェアではない」と批判した。

一方、議長を務めるプリック議員は、「我々が他の言語を使わせないようにしているという印象を広めるのは間違いだ」と述べ、議事運営規則の変更は構わないが、不意の発言はどの言語であろうと許されないとの見解を示した。

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