【シドニー18日AAP】 大手ピザチェーンのドミノズとオーストラリアのロボット開発企業マラソン・ロボティックスは、自動宅配ロボットを共同で開発中であることを発表した。これにともない両社は18日、4輪型宅配ロボットのモデルを初めてお披露目した。
自動宅配ロボットはピザは保温庫で温めながら飲み物は冷蔵庫で冷やしながら配達することが可能だという。ドミノズ・グループのドン・メイCEOは声明で、政府との協力のもと、同ロボットがオーストラリアにおける自動宅配や無人自動車の法整備に役立って欲しいとの見解を示した。
さらにメイCEOはロボットの導入により、死亡事故の削減、時間の節約、および効率的な商品の運搬が可能になるとして、「今後もロボット開発を継続するとともに、商業化に向けてリードしていきたい」と意気込みを述べた。