【キャンベラ19日AAP】 22日と23日にインドネシアでバリ・プロセス閣僚級会議が開催される。人の密輸や人身取引に関する犯罪撲滅対策に取り組むためのもので、オーストラリアからはビショップ外相とダットン移民相が出席する。 オーストラリアの難民ボートを受け入れない姿勢は国際社会で非難を浴びており、つい2週間前にボートを引き返させたばかり。ダットン移民相によると、2013年以来インドネシアに送り返されたボートは25艘になる。 現在ジャカルタで約1万3000人の難民と亡命者が国連の難民登録を受けており、インドネシアはオーストラリアにもっと難民を受け入れるよう要求している。 今回の会議で、インドネシアのアチェに上陸したミャンマーのロヒンギャ族難民1000人についても話し合う予定。 同会議にはオランダ、ニュージーランド、フィジー、日本、アフガニスタンなどが参加する。