政治

連邦選挙 7月2日が有力か

【キャンベラ22日AAP】   ターンブル連邦首相が「法案の上院通過、あるいは上下両院同時解散選挙」と発表したことを受けて、7月2日に連邦選挙が行われる可能性がほぼ確実とみられている。

建物・建築監視機関(ABCC)の再設立に関する法案について、複数の上院議員らが支持しないとしている。4月18日の議会再開後に法案が可決されなければ、5月11日から7週間の選挙運動が開始する予定。自由党はキャンベラで選挙本部の設置を開始するとともに、支持者らに寄付金を呼びかけた。

一方、アボット前連邦首相は「自身の功績が保守連合政府続投の鍵となるか」という議論で、自らが残したものとして難民ボートの阻止、自由貿易協定、国家安全政策を挙げた。ターンブル首相はこれについて、「アボット氏が行わなかったことで私が行ったことはたくさんある」と話し、選挙運動は“継続性と変化”の両方だとした。ショーテン野党労働党党首は、「誰が自由党を率いても“変化のない継続”に過ぎない」とコメントしている。

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