【パース23日AAP】 南インド洋で2014年3月に行方不明になったマレーシア航空機MH370の捜索を行っている捜索船が、海底で捜索活動中に装置の一部を紛失したことが分かった。捜索船が装置を紛失する事故は、今年に入ってこれで2度目となる。
捜索センターによると捜索船につながれたケーブルがはずれ、水中音波探知装置を見失ったという。関係当局は装置の回収方法を検討している。今年1月にも同様の音波探知装置を海中で紛失する事故が起きたばかり。
さらに当局はMH370のものとみられる残骸が、南アフリカで発見されたことも発表した。マレーシア政府は現在、今後の捜索について協力を得られるよう南アフリカ政府と協議している。またモザンビークで発見された残骸は、調査のため20日、キャンベラに到着した。