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NZ国旗変えず 活動家「次は豪の番」

【シドニー24日AAP】  ニュージーランドで国旗の変更を問う国民投票が行われ、現在の国旗を支持する人が57パーセントとなり、変更を希望する人の43パーセントを上回ったことが明らかになった。これを受け今度はオーストラリアが国旗を変更すべきとの声が上がっている。

オーストラリアの国旗変更を訴える団体オースフラッグ(Ausflag)のスクラビー氏は、「ニュージーランドの新しい国旗のデザインが、投票結果を台無しにした」と述べ、黒地に白いシダの最初のデザインに、現在の国旗から赤い星を付け足した“妥協案”だったために、十分な支持を得られなかったとの見解を示した。

さらにスクラビー氏は、ニュージーランドが国旗を変更しないのならば、酷似した国旗を持つオーストラリアこそ変更すべきとの考えを示した。また、現在の国旗はオーストラリアがかつて英国の植民地だったことを示していると指摘した上で、「国旗にアボリジニアート特有の点描が描かれていないのは不公平」と述べた。

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