【キャンベラ28日AAP】 アボット前連邦首相はオーストラリアの次期潜水艦建造の提携先について、日本とのパートナーシップを意識する一方で、「価格・品質ともに最良の潜水艦獲得が常に優先事項」との見解を示した。
雑誌「Quadrant」に掲載された3700語のエッセイで、アボット氏は「選定プロセスが明らかになるなか、海外造船所の生産制約を考慮すると、国内建造がやはり最も実現可能なオプションだと明らかになってきた」と綴った。潜水艦建造提携先の選定プロセスは、同氏政権下時代に開始された。
提携先は日本、ドイツ、フランスのなかから選定されるが、発表時期はわかっていない。