【キャンベラ30日AAP】 連邦のビショップ外相は、米国で開かれる核安全保障サミットに出席し、オバマ大統領らと会談する。また、電力資源としてのウラン輸出に関し、ウクライナのポロシェンコ大統領と合意書に署名するとみられる。
同サミットでは、各国首脳らが核の安全のために国際的な協力関係の枠組みを構築するほか、テログループによる核物質を利用したテロの防止について協議する。ビショップ外相は、英国、ドイツ、およびシンガポールの首脳陣と会談する予定。
さらにビショップ外相は、ウクライナとの間でウラン輸出の合意書に署名するとみられている。オーストラリアはウランの埋蔵量では世界で3番目とされており、日本を含む数か国に輸出している。オーストラリア鉱物カウンシルはウクライナへのウラン輸出について、雇用の増加にもつながるとして歓迎する態度を示している。