【ブリスベン31日AAP】 連邦のスーザン・リー保健相はブリスベンで開催されたオーストラリア経済開発委員会(CEDA)で、国内の終末医療について言及し、今後なすべきことは多くあるとした上で、安楽死を支持しない考えを明らかにした。
リー保健相は安楽死を支持しないとする一方で、「終末医療に関しすべての事例においてとは言わないまでも、多くの事例において現在行われているより、もっと改善していける余地はある」と述べた。
昨年、医療用大麻の解禁が決まったことは改善の第一歩だとした上で、各州に割り当てられた緩和ケアへの補助金も再度見直しが行われたことも明かした。