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住宅価格の伸び 2年半ぶり最低水準に

【シドニー1日AAP】  住宅価格の調査会社コアロジックによると、オーストラリア国内の主要都市における住宅価格の伸び率が、約2年半ぶりの最低水準となったことが分かった。3月の全国の住宅価格の平均伸び率は0.2%にとどまった。

コアロジック調査チームのリーダーであるローレス氏は、主要都市における年間の住宅価格の伸び率が6.4%となり、31か月間で最も低い水準だったと指摘。シドニーにおける年間伸び率は7.4%と、前年の約半分にまで落ち込んだ。

ローレス氏は都市部の住宅価格の伸び率が11.1%だった昨年7月を境に、住宅市場はそれまでの勢いを失ってきていると分析。一方、住宅価格そのものは2016年の始めからの3か月で1.6%の伸びとなり、2015年第4四半期からはやや上昇した。

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