【キャンベラ2日AAP】 ワシントンで開催された核保安サミットに出席していた、連邦のビショップ外相は、次期の国連事務総長選に立候補の意欲を示しているケビン・ラッド元首相について、「彼を支持する人は誰もいない」と述べ、同首相に冷水を浴びせた。
ビショップ外相によると、世界各国の首脳が集まった同サミットで数人のリーダーたちと話をしたとした上で、ラッド元首相が事務総長職に興味があるとの話を持ち出した際、彼を支持する考えを示した人は一人もいなかったという。
ビショップ外相は報道陣に対し、そろそろ女性が事務総長になるべきだという意見もあれば、東ヨーロッパから選出すべきとの意見もあるとした上で、「事務総長が決まるまでには、まだまだ長い道のりがある」と述べた。