【VIC16日】 夏時間は人体に悪影響を及ぼすとして、研究者らがこの制度を廃止を検討するよう訴えていることが分かった。半年に一度時計を進めることが、健康に大きな影響をもたらすとして、世界でも同様の議論が高まっている。
モナシュ大学で糖尿病を研究するジメット教授は、3AWのラジオ番組に出演し「夏時間が開始された直後に、心臓まひ、交通事故、職場での事故などが急増することが科学的にも証明されている」と述べ、VIC州保健当局は夏時間を見直すべきとの見方を示した。
一方、VIC州のアンドリュース首相は、沢山のことを研究してきた教授に失礼なことはしたくないと前置きをした上で「夏時間で得られる一時間によって、夏が特別なものとなるよう希望している」と述べ、廃止することはないと明言した。
ソース:new.com.au-Calls for daylight saving to be scrapped over health risks