【パース8日AAP】 連邦のリー保健相は8日、パースで開催された全国予防接種プログラムの昼食会で妊娠中の女性に対し、インフルエンザの予防接種を受けるよう呼びかけた。昨年に引き続き、今年もインフルエンザの大流行が予想されるという。
リー保健相によると昨年は10万人以上がインフルエンザにかかり、このうち1万7000人が入院治療を要した。同保健相は、「妊娠している場合はとくに接種を受けるべき」と述べ、母親の接種で胎児も6か月間の効果があると説明した。
また5歳以下の先住民族の子ども達による接種の割合が低いとして、接種を呼びかけた。WA州保健協会のガノン会長は保護者に対し、予防接種に反対するロビー団体の誤った情報にまどわされないよう呼びかけている。