【メルボルン12日AAP】 メルボルンで女児が何者かに連れ去られて翌日遺体で発見された事件で、母親が娘の殺害を認めたとされる。
警察は12日夜、サナヤ・サヒブちゃん(14か月)の殺害で母親のソフィナ・ニカット(22)を起訴した。
サナヤちゃんの遺体は10日、デレビン・クリークで発見された。ニカット容疑者が、「ハイデルバーグ・ウエストの公園で、ベビーカーの中から娘がアフリカ系の容貌の男によって連れ去られた」と警察に通報後、24時間以内のことだった。通報を受けて、騎馬警察や航空警察、州救急サービスのボランティアや一般市民を含む大規模な捜索が行われた。
ニカット容疑者はサナヤちゃんの父親と離別後、サナヤちゃんとともに親戚宅で暮らしていたと伝えられていた。同容疑者は保釈請求せずに再拘留され、13日にメルボルン簡易裁判所に出廷する。