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豪人女性とテレビ局員を起訴 レバノン

【シドニー13日AAP】   レバノン人の前夫に許可なく子どもを連れ去られたと主張するオーストラリア人女性とテレビ局員らが、レバノン当局に正式に起訴された。

ブリスベンのサリー・フォークナーさんとナインネットワーク局「60ミニッツ」のスタッフ4人は12日、銃で脅した誘拐や子どもたちの命に対する脅しなど多数の罪状で起訴された。有罪が認められれば最長で懲役20年を言い渡される可能性もある。

ナイン局は現地で弁護団を雇ったが、フォークナーさんに法定代理人がいるかどうかわかっていない。ナイン局員らは数日以内に正式に検察側から尋問を受けるとされ、弁護団はその後の審問でいくつかの容疑についての弁論を行う見通し。

フォークナーさんと局員ら5人は先週、首都ベイルートでの事件を受けて逮捕された。子どもたちが覆面を被った男らによって父親側の祖母から奪われ、車内に連れ込まれる様子を地元メディアらが伝えた。「60ミニッツ」番組スタッフは、フォークナーさんと子どもたちの再会を撮影するため現地入りしていた。

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