【ホバート15日AAP】 TAS州の流刑植民地として知られるポートアーサーで、高級リゾート開発の計画があることが政府関係者によって明らかになった。リゾートは世界遺産に登録されているポートアーサー刑務所を見下ろせる場所に開発が予定されている。
政府関係者によると建設費用は総額約2500万ドルで、部屋数は20戸。一泊の宿泊費は1000ドル以上と予想され、レストラン、バー、スパなどの施設も併設する。2018年に着工予定とされている。
建築家のピーター・ウォーカー氏は、「高級感がありながら、この場所についてより理解を深められるようなユニークな体験を提供していく」と述べた。収容できる顧客数は約40人で、隣接するファームや野菜畑で宿泊客に提供する食材を栽培するという。