【メルボルン16日AAP】 9日に実母に殺害された14ヶ月の女児、サナヤ・サヒブちゃんの葬儀が死亡から1週間後の16日に営まれ、およそ450人の参列客がたくさんの花に囲まれたサナヤちゃんの小さい棺に別れを告げた。
母親のソフィナ・ニカット容疑者が、ベビーカーに乗せていたサナヤちゃんを誘拐された、と警察に届けてから24時間以内に、北メルボルンに位置するダレビン・クリークで他殺体で発見された。
サナヤちゃんの家族と一緒に遺体を発見した女性は「空高く飛んで、安らかに眠って」と涙を流しながら別れを告げ、地元モスクの指導者であるイスマイル・ヒカ氏は「サナヤちゃんは楽園で花として生き続ける」とした。
葬儀には父親のサミアさんや祖父のシェラズさんらが参列しており、葬儀の終わりに多数の参列客らのサポートに感謝の意を表した。サナヤちゃんはイスラム教方式の土葬で弔われる。