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ガリポリの警備厳重 アンザックデー 

【メルボルン24日AAP】   第一次大戦でアンザック軍団がトルコのガリポリに上陸して100周年を迎えた昨年に比べ、今年はアンザック・デーで同地を訪れる人の数は減少すると予想されるが、先立って発生したテロを受けて厳重な警備体制がしかれるとみられる。

ビショップ外相は「ガリポリを含むトルコへの渡航は引き続き、レベル2の“十分注意”とする」と声明を発表した。今年はガリポリの式典で、液体やスプレー剤などの持ち込み規制、電子機器の検査など、国際空港でのスクリーニングに似た検査が行われる。

一方で、国内各地で数千人がアンザック・デーのイベントに足を運ぶと予想される。1916年に初めてアンザック・デーを記念して国内外で大群衆が集まってから、今年は100年を迎える。退役軍人会(RSL)は「年齢にかかわらず、戦争で戦った元兵士らを忘れてはならない」と述べ、アンザックのイベントで仲間と話す時間を持つことが、退役軍人にとって最高の癒しとなるとした。

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